Life Make哲学カフェ会について

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話しにくいことを話せる場がほしい

友人や会社の同僚とは話したくても話せない話題ってありますよね。社会のこと、人生のこと、ちょっと抽象的でなんの役に立つかわからないことなど、普段気になってはいるが、周りと話しづらいことを話せる第三の居場所として、この哲学カフェを運営できればいいなと思っています。

そういう場所があれば、普段の友人や会社の同僚にたいして不満をもつことなく生活できますし、もし話したいことがあれば、哲学カフェに来て、思う存分話せればいいのではないかと考えています。

会社以外の交流

毎日毎日会社に行っていると、会社が中心の生活になり、以前親しくしていた友人とさえ疎遠になってしまうということはあると思います。

イベントや交流会に行きたいけれども不安だ… とか、ただ遊ぶだけではなくて、お互いの中身をじっくり理解できるような場所に参加したいと思うとき、案外適切な場所はみつからないかもしれません。

そんなときはこの哲学カフェ会に来られればいいと思います。定期的に参加すれば、自然と顔なじみも増えると思いますし、なにより普通の交流会では話さないような、その人の思考の核心に触れることができるので、1、2時間の話でもとても深い部分で相手のことがわかる気がしています。

一人一人の意見を尊重した対話

学問は真理を探究するもので、もちろん哲学も学問の一つですから、本格的に哲学をするという流れになると、どうしても意見が過熱して、正しい意見と間違った意見、正しい人と間違った人、のような構図ができがちだと思います。

しかし自分としては、哲学対話の目的はあくまで対話であって真理の探究ではないと考えます。
相手の意見、主体性、価値観を尊重し、お互いの精神を触れ合わせることで、有意義な時間を一緒につくれればよいと思います。
流れとしては、一緒に真理を求めるという形ではありますが、その真理のために意見、主体性、価値観などが抑圧され、正しいことを話した人が勝ち!といなってしまうと本末転倒ではないかと考えます。

他人の意見を知る喜び

一人で考えたり、本を読んだり、ChatGPTと会話などしていると、ついつい独りよがりな考えを発展させがちだと思います。
また友達やコミュニティで関わる人は、自分と同質な人が多く、仮に違う意見をもっていても、少し気をつかってしまい、表立って違う意見を主張できないこともあると思います。

この哲学カフェ会では、違う意見を尊重し、また良識の許すかぎり相手の意見を批判したりして、話を発展させることができれば、いろいろな考えに触れることができ、対話としてとても有意義な時間をすごすことができると考えます。

 主体的に人生を切り開く態度を育む

近年の学校ではアクティブ・ラーニングという制度が導入され、それに関連して学校で哲学対話が導入される動きがあるそうです。

このアクティブ・ラーニングでは生徒の主体的な学習を刺激することで、生徒の思考力や社会的能力を育てることを目的にしているそうです。

同じことに取り組むのでも、主体的に能動的に行うか、受動的に行うかでは結果がぜんぜんちがうと言われています。

哲学対話では、それぞれの意見が尊重され、それぞれが自分の意見を発言することで、主体的な態度を養うことができます。

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